||||| 主体論と主体仮想センサーの関係(整理)|||

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 主体仮想センサー(仮説 ▶「主体仮想センサーの思考実験」)と 主体論の関係を次のとおり整理する。

整理1

+ 主体仮想センサーは脳神経のはたらきによる。外界の刺激を因子とし生理的な反応が発生する。
+ 主体論の主体は、主体が意識として「本人」自身を認識し、他者から見たときは、他者理解の対象となる「他者」として区別される。
++ 主体論は、主体仮想センサーの生理機能とは別に、内面・外面の区別なく心身を論じる

整理2

+ 主体仮想センサーの生体内生成は、その発生起源については、ヒト起源ではなく、霊長類時代はすでに生成していたと推定される。
++ 哺乳類や鳥類の多くは「子育て」を行う。主体仮想センサーのはたらきと「子育て」は関係しているという認識に立つ。
+ ということは、霊長類等の主体性についても考えたい。

整理3

+ 主体仮想センサーの、欠如・欠陥・損傷・変成・変異等はあり得ると考える。
++ 全体または一部の別はここでは整理しない。

以上

2024.8.31記す

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