||||| PFASその汚染事象を表す名称の私論 |||

Home > つぶやき OpinionProfile

以下の提案について、識者よりご指摘をいただいた。2026.6.16
「PFASの説明は難しい」という。〈PFASの定義〉を正確にすればするほど、有機フッ素化合物でも不正確になるという。「多フッ素有機化合物がよさそうにもなります」という。
 上記で、「化合物」を削除して「有機フッ素汚染」を提案したものの、むしろ不適切になる。「フッ素」の言葉にとらわれるのは、よくない。したがって、これは取り下げるしかない。


有機フッ素化合物(略称:PFAS)を原因物質とする「PFAS汚染」について、
その汚染事象を表す名称について考える小論

1.PFASとは

「有機フッ素化合物」とは何か? その理解に課題はあるが、文字表記から受ける認知は、略称とされる「PFAS」よりは可読というレベルで容易に属する。
環境省のウェブサイトでは、《PFASとは、PFAS=ペルフルオロアルキル化合物 及び ポリフルオロアルキル化合物 の総称》とある。

以上、環境省ウェブサイトより

さらに、PFASは、Per- and Polyfluoroalkyl Substances の略。
以上ここまでは、PFASの化学的物性理解には必要だろうが、本論は、一般だれにも受け入れやすい「名称」を検討、提案を目的としている。

2.「PFAS」の可読性

 問うまでもなく初めてこの4つのアルファベット文字列を目にした人は、(何と読むのだろう)と思うに違いない。読めるようになり、PFASの知識が蓄えられるにしたがい、PFOSやPFOAの文字列に出会い、さらにはPFHxSと続く。
 PFASがもたらす汚染、人体への害を見逃せなくなるにつれ、さらには、自然分解しない「永遠の化学物質」というメッセージを受け取るとPFASへの関心を持たざるを得なくなる。
 これほどの重大事であるからには、近隣や友人に伝えなければ……と思ってしまう。が、さて、「PFAS汚染」をどう伝えればよいのだろうか。とにもかくにも、「ピーファスと読むのよ」から始めることになるだろう。隣人が増えるごとに、「ピーファスと読むのよ」を繰り返すことになる。果たして、これでよいのだろうか?

3.PFAS汚染の表記を工夫できないものか!

 提案だが、結論から申し上げる。「有機フッ素汚染」では、どうか?

 四大公害病は次のとおり。
①水俣病
②第二水俣病(阿賀野川水銀中毒/新潟水俣病)
③四日市ぜんそく(四日市公害)
④イタイイタイ病
 兵庫県下では、
⑤尼崎大気汚染公害訴訟、というのがかつてあった。
 いずれも事象の詳細理解は個々にあたることになるが、第一関門としての名称や呼称については、発音もできるしイメージを妨げる障碍はないと思われる。
 PFASにおいては、この可読性(第一関門)が大きな課題である。

 PFASは「有機フッ素化合物」のことであるから、第一関門突破は、有機フッ素化合物汚染とすればよいことである。なぜ、そうしないのか? 文字列が長くなるからであろうか(これは、推測でしかない)
 この問題は、化学に知見のある専門家が世に問うてきた経緯があるので、とりあえずは略称としてきたPFASを採用し、これが現在進行形ということではないか。

 PFASと有機フッ素化合物の差異は、文字列の長短である。不利な「有機フッ素化合物」を短縮形にする方法はないものだろうか。
 「有機フッ素」ではどうか。5文字だが音節は2つになる。
 「無機フッ素」とどう異なるか? わたしは化学の専門家ではない。ネットで検索すると、PFASとはまったく異なり、むし歯予防などの医療用途から建物の外壁塗料まで幅広く活用されている、とある。そうであれば、PFASは“総称”であることから、「無機フッ素」に対して「有機フッ素」と短縮表記することは可能ではないか。
 化学的知見をお持ちの方に、ご意見を伺いたい。特に、「化合物」は省略できないものか?
※ご指摘をいただいた。2026.6.16↓最下段

 となれば、提案としては解決する。有機フッ素汚染有機フッ素問題などのように使用でき、解説でPFASを使用すればよい。あるいは、有機フッ素(PFAS)汚染のようにも表示可能だ。
※環境省ウェブサイトを参考にすると(上記)、有機フッ素化合物(PFAS)のすべてに有害性等があると確認されているわけではない。


この小論を読まれた方にお願い。ご意見、ご感想、反論等をいただけるとありがたい。
※このページの冒頭にあるように、識者よりご指摘をいただいた。

2026.6.17Rewrite
2026.6.4記す

© 2026 ||||| YAMADA,Toshiyuki |||, All rights reserved.