下向き目線のとき、幼児は思考する

下向き目線のとき、幼児は思考する

(1)土を集める幼児

 おとなは考えるとき腕組みしたりする。そして、空を仰いだり、目線をやや上向きにする。目線の高い方向に関心の対象が多い幼児も目線を上向きする。しかし、夢中になって遊んでいるとき、あごや目線をあげたりしない。腕組みもほとんどしない。下向き目線のとき、幼児は考えている。

(2)掃除ロボットを追う乳児

 (1)は4歳5歳の事例だが、このページの事例は0歳10か月なので「4,5歳の思考」とは異なると思うが、参考までに。

 子安増生『心の理論』(岩波書店 2000年 p32)によると、バロン=コーエンら著『マインドブラインドネス』(1995年)で「心を読むシステム」を4つの機構とし、その一つを「意図検出器(動く物に感ずる心)」としている。動画は、これに対応すると思われる。

2021.1.21記す