いろいろな作り方があると思います。一例としてください。なお、家庭でつくれるように、地元(明石)のお店では「じん粉」を使用していますが、小麦粉(薄力粉)で代用しています。さらに、薄力粉・中力粉の区別も必要かと思いますが、これも特に区別していません。つくられる方の工夫でお願いします。
- 分量は、4人分
- 家庭用たこ焼き器で4回程度(お店で食べるより焼きあがりは小さい)
- 材料(1)生地
- 水 1リットル
- 昆布 10グラム(つけ汁で再使用)
- 小麦粉 150グラム
- 入手できれば「じん粉」を混ぜる ※割合は註 参照
- 卵 4個
- 塩 少々
- たこ(適量)
- たこやき器に塗る油
- [道具] 焼いている生地をひっくりかえす「はし」
- 材料(2)つけ汁
- (1)で取り出した昆布
- 水(適量)
- かつお
- 調味料…塩・こいくち醤油
- みつば
- 水1リットルに昆布10グラムを適当な大きさに切り、30分以上つけておく(長ければなおよい)
- 昆布をひきだし、これは、つけ汁用につかう。
- (1)で作っただし汁1リットルに小麦粉150グラム(※註)と卵4個を混ぜ合わせる。小さじ2分の1から1程度の塩を入れる。塩を入れることで、材料がよく合わせられる。塩味がはっきりわかるようだと入れすぎ。
- つけ汁を作る。適当な量の水に(2)で取り出した昆布を入れる。水の量は、つけ汁として作るので、好みの量でよい。火にかける。煮立てないこと。香りつけで、かつおを添加するとよい。調味料としては、塩とこいくち醤油。いずれも好みでよいが、薄めにすることがおすすめ。※うすくち醤油は塩分が強い。※酒・みりんなどは不要。
- みつばを葉と茎を区別しないで、やや細かく刻んで、薬味にする。
- たこを切る。大きさは好みで。
- いよいよ焼きます。たこ焼き器にしっかり油を塗る。多すぎても少なすぎてもよくないが、これは作りながら加減する。
- 液は、底にたまっているのでしっかりまぜる。たこ焼き器の穴にどれほど入れるかも、作りながら覚える。
- ひっくりかえすのは慣れないとむずかしいが、「たこ焼き」のように丸くする必要がないので、つぶれても気にしない。ひっくりかえす練習をするならば、はじめから「はし」を使うのがよい。菜箸のように長めの丸い箸を使う。両手に箸を持つ。利き手を主につかい、利き手でひっくりかえし、残る片方の手を補助的に使うとやがてなれてくる。
- どのタイミングでひっくりかえすかは、実際に作りながら体得する。
- まあ、これで出来るでしょう。玉子焼きの出来上がりは 大阪のたこ焼きと比べれば、やわらかい。中に火がとおっていれば出来上がり。
※註(小麦粉150グラム) ……これは、地元(明石)では「じん粉」というのを使います。魚の棚商店街で、1kg、500円くらいで売っています。じん粉を使うとき、初心者のときは、小麦粉とじん粉を半々で合わせて使います。慣れてくると、じん粉の割合を増やすとよいようです。
参考リンク
- 食べられるお店
- じん粉
2015.10.6記す