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保育士資格・幼稚園教諭免許(保育教諭)は、保育園・幼稚園・認定こども園など乳幼児を対象とする施設、障碍者施設・児童養護施設・乳児院などで働くに必要となる。乳幼児を対象とするため、《遊び》については十分な理解が必要である。「外遊び」と称して野外活動に特定した《遊び》を扱う。野外体験を求められるため、座学のほか実践的な演習を行う。
科目名:自然と外遊び 講義概要 syllabus
全15回の講義 1年次・前期 2024年4月
01)「こども」とは、だれか?
02)いつから「おとな」で、遊びを考える。
03)進化に沿ってヒトの発達を考える。
04)体験 3類×3要素
05)五感と直観と霊性
06)「みち」を探検する。
07)「みち」は遊び場だった。
08)遊びのアイテム 1…草笛、いきもの、野外での遊び
09)遊びのアイテム 2…いわゆる昔遊び
10)遊びのアイテム 3…手の労働
11)野外活動や外遊びでの危険
12)子ども(幼児)は「正答」を求めていない。
13)野外活動保育の計画作成
14)目線の高さに……と、言うけれど
15)定期試験と補遺

授業が始まって20分経てば、あるいは30分経てば、およそ言いたいこと・伝えたいことは終わってしまうこと、しばしば。さて、90分授業の残りをどうしようかと思う。時計をチラチラ見るのは学生でなく、私だ。演習を伴う野外では、そんなことはないけれど……。
(つぶやき……2021.3.4)

「遊び」の意義は、幼稚園教育要領に275回……
幼児教育にとって遊びが大切な事は自明のように思われ、幼稚園教育要領にも、保育所保育指針にも、「遊びは、遊ぶこと自体が目的であり、~・・・・」とその考え方も明確に出ており、遊びという文字は実に200回以上(要領275回,指針226回)登場してきています。けれども、保育者養成のカリキュラムには「遊び論」という科目はおかれていません。そこに注目し、遊び観と実践の関係にも着目しながら研究を始めていますが、まず、各養成校がその点をどのようにとらえ、独自の選択科目を置いているのか、関連科目で行っているのか、実態を明らかにしたいというものです。
この文章(抄)は、2012年8月27日付けで、某大学(私立)人間発達学部大学院担当教授より神戸こども総合専門学院宛にて受領した。
院生/修士論文作成アンケート 依頼文:写
2021.1.10記す