||||| 藤田晢也『心を生んだ脳の38億年』読書メモ |||

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藤田晢也『心を生んだ脳の38億年』
+ ゲノムから進化を考える 4
+ 岩波書店 1997年

p3 //プロローグ──心とはなにか//
p3 //自分の心//
p4
//〔心の〕存在は、心を所有している者(主体)が内側からみた場合、疑いの余地なく証明されるものです。これを内観的証明といってもいいでしょうし、主観的明証といってもいいでしょう。「心」が何であるか、ここでは何ものにもまして自明なのです。//

p4 //他者の心//
p4
//〔自分の心は自明であっても〕他人の場合はどうでしょう。//
p6
//彼らのもっているのは私のものと同様な「心」であると私たちは信じています。//

p6 //無生物に心はあるか//
p7
//心の存在を考えるとき、このように、外部から客観的に観察して、心があるかないかを判断する場合を想定すると、私たちがどのように定義しているかがはっきりしてきます。心のもつ自発性合目的性知性とが重要なのです。//

p7 //動物の心//
p7
//間接的証拠を、他人には適用できるが動物には適用できない、と考えるのは矛盾です。//
p8
//人についても、動物についても、このような柔軟な合目的行動が観察される場合に、彼らに意識があると推定するのは自然なことと思われます。また、このような意識によって制御される合目的な行動がみられる場合、それが心の存在を示唆する客観的な情報とみなす根拠になります。//

p8 //意識とはなにか//
p9
//生物にとって、意識は実在するものであり、その自発的行動に著しい柔軟性を与え、合目的な反応を選択することを可能にしているのです。//

p10 //意識のはたらき//
p10
//「われ考う、故にわれ在り」//……//どんなに深くかつすべてを疑っても、その根拠に、それらすべてを主体的に疑っている自分の心が、そのすべての懐疑論の根拠として存在していることを無視することはできないというのがデカルトの「心の実在」であり、それが自我の「意識」というものだ、という主張です。//
※あわせて、//11世紀のペルシア系のアラビアの哲学者イブン・シーナ//p11 を例示している。

p11 //自己とはなにか//
p12
//自己の意識は、確かに他者のものとは隔絶しており、主観的であり私的なものです。//……//しかし、この「意識」という言葉を客観的にとらえ、生きものが示す合目的性のある行動や、それを制御している知覚や外界の認識を可能にしている脳のはたらき、という意味に理解すれば、それは人間のもつ科学的論理の対象になりえます。このような「意識」(もう少し広い意味に広げれば、「心」)が、どのようにして私の中に存在するようになってきたのか、この起源をたどることで科学的な理解が可能になる、と私は考えています。それを、これから、生きものの進化、とくに脳の進化の中で考えてみようというわけです。//



p20
//面白いことに、マボヤ幼生の脳胞では、左右の脳半球がまったく違った分化をとげることが知られています。//……//左の脳半球は未分化なまま発達を停止して、休眠期に入るのです。//

p23
//ホヤ幼生の脳の機能は、最初の脊椎動物がもっていた神経機能ともいえるものです。//

p24
//これは、外界からの刺激に対する反射ではありません。第一、彼らには刺激を感じるための、まともな末梢神経というものはないのです。
 彼らは生まれながらにして、自発的に運動するという機能が与えられているのです。この運動機能とは、泳ぐということです。卵殻から出たこともないのに、彼らは、時間的に未来の、ある最終的な状態への運動をしているのです。つまり、彼らは海水の中を前進するという目的があり、その予想があります。彼らの脳のこの予見性は、学習によって得られたものではなく、30数億年の進化の結果、かれらの脳の構造につくりつけられたものによっています。その構造は見事に、彼らの生存に重要な意味をもつ世界を予見させているのです。//

p25
//彼らの脳の中には、上下左右を指すベクトルや明暗によって張られた空間のイメージがつくられうる神経機構が、生得的につくりつけられていると推定されます。//

p25
//生まれながらにしてある目的をもった行動を自発的に行う、というのは生きものの特性です。ホヤ幼生も生得的に、このような目的をもった運動を行っています。//

p26
//主体的な行動をとりうるというのは「自己」の存在を意味するものであり、「他」とは違うことを、その主体は、内的に感じ行動しているということであります。//

p27
//自発性と目的をもった行動を主体的にするということは、欲望をもつということと同じです。その欲望を実現するという目的(意図)のために、脊椎動物への進化の最初から、神経管を介する脳の創造と、その機能を対象とする選択・淘汰が行われ、運動装置がさらに発達し、感覚がそれを有効に導くようになったと考えられます。この全体が、たとえ原始的であり、それを所有する個体がどの程度の明晰さで理解し認識していたかは別にして、この神経的過程は、客観的にみると、心の原型あるいは心の前段階であったと考えて差し支えないと考えられます。//

心身二元論の克服──合目的性の出現

p29
//例えば、デ・デューブは近著『生命の塵』の中で、チトクロームcという、アミノ酸が約100個つながった小型のタンパク質分子をとりあげ、この問題を論じています。チトクロームcはエネルギー代謝の分子で、バクテリアからヒトまで連綿として保存されてきたアミノ酸配列をもっていますが、こんな小さなタンパク質分子ですら、一つひとつのアミノ酸をランダムにつなぎながら有機合成の手法でつくりあげようと思ったら、10の130乗個つくってみてそのうちの1個だけが目的のアミノ酸の配列を実現する可能性があるにすぎないのです。//
p30
//ですから、自然が特定のタンパク質分子をランダム・プロセスでつくったという可能性は、事実上ありえません。//……//「はたして生きものはランダム・プロセスで物理化学的につくりだされるようなものか」//

p37 //目的//
//無目的な(ランダムな)枚挙的行動と、目的をもった行動との効率の違いは決定的です。//
※目的……//確率論上では簡単には起きないある特定の最終的状態を実現する行動がみられる場合その最終的状態を目的といいます//p37

p39
//この最初の自己複製能を示した核酸が、DNAであった可能性はほとんどないと考えられています。//……p40//これらの理由から、原始地球上で最初に自己複製能を獲得したのは、RNA(とタンパク質の複合システムRNP)であろう、と主張されているのです。//

p40
//すぐには消え去らない核酸やタンパク質の分子が自己再生産によって増え広がるという結果をもたらすこのプロセスは、明らかに目的をもつことになったと考えられます。//

p41
//生命をもつものが存在するための必須の条件、つまり生きものが生きものであるための最も基本的な性質とは、
①自発性をもって行動すること、
②自分自身を存在させ続けること、および
③自分自身と同じものを生産すること、の3つでした。//

p42
//自己複製系の出現という現象は、化学的に分子が接着し、重合が起り、それが分離して二つになるという純粋に化学的な反応を繰り返すにすぎません。しかし、ここに競合と進化のプロセスが付け加わることによって、まったく新しい原理、つまり「目的をもちそれを実現するために行動することによって自己の存在が可能になる」という原理が、自然界に出現したのです。これが生きものの発生を実現している原理であると考えられます。//

p43
//DNAを記録メディアとして利用するにいたった自己複製系は、RNAの一本鎖の複製によるエラー多発の不安定性を脱却して、生存のための貴重な情報を安定したDNAの記録簿に保存し、必要に応じてRNAに転写してタンパク質合成に利用するという強力な生存保証を獲得することとなったはずです。これが、「DNA→RNA→タンパク質」というセントラル・ドグマ体制の発生でした。//

p43
//原始スープの中で揺られている間にカップ状、筒状、袋状になった脂質やポリペプチドの混合物の膜が、これらを包み込み、原始的細胞が出現したと推定されます。//

p45
//自己と自己の子孫の生存に向けた、自発性と合目的性の原理が確立され、生きものはその原理の上にのみ、進化のふるいをくぐりぬけて存在するようになっていったのです。
 このようにして、安定した自己存在を保証された細胞という境界のある体制は、同時に他者と異なる主体性というものを、個々の生きもの〈細胞〉に与えることを可能にしました。「自己存在」の発生ルーツがここにある、と考えられます。//

脳の発生

p46
//生きものの機能と構造が、あるいはその機能の統御の凝集した中枢器官であるが、合目的性という原理に貫かれて発生し、進化してきたことも、また、このような原始地球上の分子進化の開始時点において創造された生命の合目的性原理に沿うものなのです。//

p47
//単細胞生物には脳はありません。単細胞時代の動物細胞は、一個でも感覚、運動、その制御の機能を進化させました。//

p48
//細胞間の機能分担が可能になった多細胞動物では、感覚と運動を分担する細胞が分化することで、生存機能の改善が行われ、それが成功して現在に伝えられる体制を創出するものが多くなりました。//……//体の表面に分化した筋肉細胞を収縮させるニューロンもつくりだせました。このニューロンは、今日の分類からいうと、原始的なもので、感覚ニューロンと運動ニューロンがまだ分化していない時代の情報伝達細胞ということができますが、その後の進化は、これらの単純なニューロンからさまざまな型のニューロンをつくりだしました。自然はこのようなさまざまなニューロンとその効果器官とでもいうべき筋肉細胞をつくりだすのに約32億年の歳月を費やしたことになります。//……p49//ニューロン集団のつくる体制は、脊椎動物になると一変しました。それは、神経管というものの創造に関係しています。//

p49
//太古の海水中で起ったこの進化の特質のうちで最も重要なことは、脊椎動物のが、まず初めに神経管という新しい体制を獲得し、そこから、中枢神経系という今までになかった統合制御の能力をもつニューロンの集団を最初につくりだしたことでしょう。//

p50
//ヒトを含むすべての脊椎動物の脳と脊髄の構造は、初期胚に出現する神経管そのすべての出発点となってつくりだされます。//

p51
//この時期の神経管はヒトのものでも、マウスのものでも、ニワトリのものでも、長さが2ミリメートル程度で直径が約0.2ミリメートル、その大きさも構造も極めてよく似ています。ホヤ幼生でも、その基本的な構造は同じです。//……//その見かけの単純さに似合わず、以後の発生過程で、脳のすべてのニューロンと各種のグリア細胞をつくりだします。//……p52//神経管がこのような特性をもつ母細胞から構成されていることは、私たちが研究を始めた1960年ごろまで、よく知られていませんでした。
 何ごとにつけても、研究を遂行するには対象をはっきりさせる必要があります。そのような必要にせまられた私たちは、とりあえず、この細胞にマトリックス細胞(ラテン語で母なる細胞あるいは生みだす細胞という意味)という名を与え、その概念をはっきりさせ研究を進めていくことにしたのです。//……p53//このようなマトリックス細胞による基本的な脳の形成メカニズムは、上に述べたようにヒトでもマウスでもトリでもホヤ幼生でも共通していることが重要です。//

p54
//遺伝子の進化からおしはかる限りにおいて、自然はそんな飛躍を許していないに違いないのです。//

p67
//マウトナーニューロンというのは、魚や有尾両生類の延髄に左右ペアでみられる巨大なニューロンで、すばやくかつ強力に尾を振る行動を支配するニューロンですが、その太い軸索は細胞体を出ると直ちに左右交差して反対側に渡りそのまま脊髄内を下行するという特異な走行を示します。//……p71//マウトナーニューロンが創出された時代〔少なくとも原始的な魚が出現するよりはるか前、ナメクジウオの時代(たぶん、今から5億年くらい前のカンブリア紀前半)〕に確立されたノウハウを保持する遺伝子機構が現在も存続していることを示すのが、人間を初めすべての脊椎動物の神経交差の体制なのです。//

p79
//魚から両生類への移行は、脊椎動物の進化の中ではエポックメーキングな出来事でした。水辺や陸地の広大で豊かな生態的地位が開発され、脊椎動物に偉大な未来が約束されるようになったからです。しかし、脳の進化から見るかぎり、この移行にはなんら特別のものが要求されたわけではなく、脳も脊髄も末梢神経も極くわずかの変化を、それも最初は受動的にこうむったにすぎないと考えられます。歩行のための四肢も、総鰓類のよく発達した鰓がそのまま利用されたように思われる証拠があります。初期両生類の歩行は魚のS字状運動とあまり変わるところなかったようなのです。//

p81
//脳の重量が体重と神経・精神的能力の両方の関数であることを初めて明確に指摘したのは、19世紀末ドイツの精神科医スネルでした。//……p82//彼は体の重さに対する脳の重さではなく、体の表面積に対する比をとることを着想しました。つまり、脳重をh、体重をkとすると、どのような動物種にも h=pk2/3 の関係式が成立し、このときの比例定数pが各動物種に固有の「精神因子」ともいうべき数値で、精神活動のより高等なものが大きい値を示すと考えたのです。//

精神因子pの値
ヒト(スネル1424イルカ291恐竜ステゴサウルス6.90
以下、霊長類◎北京原人1212ゾウ254ミシシッピーワニ6.27
ジャワ原人992カラス238初期哺乳類の平均43.00
ホモ・ハビリス755203現生哺乳類の平均170.00
アウストラロピテクス583173現生の魚:最大23.50
チンパンジー484178現生の魚:最少3.27

p89
//哺乳類で発達している「大脳新皮質」が〔恐竜/爬虫類に〕依存していませんでした。彼らの大脳に出現していたのは、後の哺乳類の脳で、古皮質、旧皮質、大脳辺縁系とよばれている嗅脳、海馬、淡蒼球(たんそうきゅう)、扁桃核などでした。これらは、哺乳類で調べられたかぎりでは、主として臭いの情報処理に関係し、本能や情動の発現(怒り、恐怖、攻撃など)に影響を与えるとされているニューロン集団です。//

p90
//白亜紀の末(約6500万年前)に全地球を襲った気象の大変化に適応できず、恐竜を始めとするほとんどの爬虫類が絶滅していったころ、爬虫類の中で、心臓の四室構造と大循環と小循環系の分離を完成し、さらに体温の恒常性を獲得してきた汎獣類(はんじゅうるい)から、原始哺乳類が進化し、しだいしだいに増え広がって、彼らの代わりにすべての生態的地位を占領するようになってきました。//

p92
//形態学的にみてみると、哺乳類の大脳半球には、爬虫類の脳にはなかったまったく新しいニューロン集団が新皮質として現れ、前からあった旧皮質と古皮質の間に挿入される形で次第にその容積を増していく、という事実が観察されます。//……//新皮質クローンがつくりだすニューロンは、形態学的には皮質の中に六層構造をつくり、機能的には、もっぱら視覚や聴覚や触覚・筋肉や関節の知覚などの体感覚系の入力を受け、皮質内部や間脳のニューロンと密な相互結合をつくり、脳幹や脊髄の運動ニューロンを支配する上位制御系を形成しています。旧皮質や古皮質がもっぱら嗅覚入力を主体にしていたのとは非常に違って、むしろ嗅覚系とは疎遠となり、特別な性質をもつように限定されているのです。これが、新皮質ニューロンの特徴です。//

p121
//霊長類がリスとネズミのと゜ちらにも似た小型の夜行性の動物として他の哺乳類から分かれたのは、現代古生物学の推定によると、たいへん古く、白亜紀(約7000万年前)にさかのぼりうるであろうとされています。この原始霊長類は現生のキネズミ(ツパイ〔マレーシア語でリスを意味する 〕)に似ていたであろう、と考える人が多いのです。//

p121
//この霊長類の祖先は身を守るのに適した森林地帯の木の梢に住み、小枝の間を動き回って昆虫や木の実を常食としていたと推定されています。したがって、彼らの間にこの樹上生活にうまく適応できる突然変異が次々と有効に固定されたと考えられます。
 彼らは小さく力も弱く、特別に身を守る武器はほとんどもたないまま木の梢などに身をさらしていたので、生存のためには遠達性知覚、とくに視覚と聴覚を充実し、この情報から得られる的確な判断に基づいて敏捷に行動し、敵からの逃避と採食活動を有効に行う必要があったと考えられます。不規則に揺れる小枝にしがみつきながら逃避や採食のための運動を機敏に行うためには、とくに両眼視による距離感の正確な判断と、手を使ったつかまり運動が重要であったに違いないのです。彼らの中で、このような脳機能を充実する突然変異を獲得したものが次第にこの生態的地位を独占していったと考えられるのですが、それが霊長類の原形でありました。//
p122
//残念なことに、この進化のスタートラインとなる初期霊長類の完全な頭蓋を含む化石はまだ発見されていないので、出発点となる動物について明確なことはわからないのですが、少なくともその脳容積は現生のトガリネズミのそれ(pは87)よりは少なく、当時の原始哺乳類のpの平均値43よりは大きかったであろうと推定できます。むしろ、出発点となった食中目に属する現生ハリネズミの71に近かったのではないかと想像されているのです。//

p132
//脳におけるヒト化が350万年前から進行し始めていたと考えてよいでしょう。//

p134
//大脳新皮質の発達によってのみ解決できる、視覚や聴覚の情報を総合して抜け目のない機敏な行動力で身を守り、起りうべき危険性を予知し予防して、開けた草原の中で生きていくという、知能を要求する課題であったのだろうと考えられます。//

p152
//少なくとも、火は、原始人にとって危険なものであったはずです。しかし、肉を焼いたり暖をとったりする有用性も、また原始人には大きな魅力であったに違いないのです。しかし、火を安全に制御し、常に絶やさずに保持するためには、集団のメンバーの一人一人が、予想される危険性を知悉し、延焼を防止しつつ、しかも消えないように、燃料を集めてきてそれを適量ずつ加える、という作業が必要でありました。しかも、このためには24時間体制を組んで緊密に協力しあうグループの存在が必要であったに違いないのです。サルではこんなことはまったく不可能です。またヒトでも、一人一人ではこんなことは不可能だったでしょう。//

p152
//これは、かれらの社会における「善と悪」を意味する内容を含んでいたはずです。道徳の概念は、このような社会で次第に発達してきたものと考えられます。
 このようなコミュニケーションが明確な言葉といえるものであったか、それとも身振りや不明確な発声だけを伴うものであったかという議論は、ほとんど意味がありません。というのは、ヒトが言語を獲得した黎明期においては、身振りと発声は自分の意志や思考を他人に伝える点で、おそらく不可分の手段であり、その本質的な意味において、現代人の言語と同じ性質をもっていたに違いないと考えられるからです。//

脊索動物……脊椎動物と原索動物の総称。発生初期あるいは一生を通じて脊索をもつ。
脊索……脊椎動物と原索動物の発生途中に背部にできる支持器官。神経管に沿って中胚葉から形成。
原索動物……動物分類上の門の一。終生または一時期に脊索を有する動物。すべて海産。ホヤ・サルパの尾索類とナメクジウオなどの頭索類とからなる。無脊椎動物から脊椎動物への進化を考えるうえで重要。
※──以上、『新明解百科語辞典』

2025.12.25記す

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