||||| あわじ花さじき |||

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花いっぱいのシーン
海(大阪湾)を俯瞰する景観
地球のまるさを体感

高速道沿いから離れ、
山道に入ってから、ここまで約30分弱(東浦ICバス停からは約40分)
道標はないが、ひたすら上り坂になっている鋪装道を歩く。

 「あわじ花さじき」へはクルマで行くのが一般的です。駐車料金、一日200円。入園料は無料。けれども、高速バスの定期運行を利用し、神戸淡路鳴門自動車道の東浦IC(インターチェンジ)で下車、徒歩40分ほどで行けます。この道中、人やクルマと出会うことはほとんどない閑道です。園へのクルマ通行はできませんが、全線、舗装されている道です。

 バス停から園への案内表示はありません。バス停で下車。上下線とも橋上橋に向かって階段を上がります。田園はなく、山が見える方向に進みます。10分ほど歩くと、イノシシ対策のため「この先、門扉あり」の警告表示があります。この門が園の入り口ということになります。この山道に入ってから30分ほどで、花さじき(門扉)に到着します。これより、上り坂。散策のつもりでゆっくり進みましょう。バス停からは40分ほどで歩けます。

 ベビーカーを押して登ることも可能と思われますが、それなりの体力が要りますし、天候の影響も十分に考慮する必要があるでしょう。

 阪神からのアクセスがよいので、たとえば、認定こども園らが、遠足で選ぶことの多い須磨水族園への移動時間で「花さじき」まで行けるのではないかと思います。加えて入園料が無料(バス駐車料金は別途必要)。

 山腹に開けた園で、頂上にテラス館(駐車場・入場口)があります。テラス館から山腹の下とは、かなりの高度差があり、景観としては、芝生や季節に応じた花が、そして、海が望める景色となり、幼児の心をとりこにさせるでしょう。

 ただし、高地と傾斜地にあることから、風の影響を少なからず受けます。高齢者は寒いと感じたり、高度差のある環境を運動と思うか、厳しいと思うかは、人それぞれでしょう。5歳児(年長児)は遊ぶことで寒さを感じることは少ないと思いますが、3月末から4月初めの菜の花のとき、風が強いと、寒いときもあります。
 欠点は、夏場、樹木が少ないこともあって、日陰が少ない。熱中症に十分留意する必要があります。

(参考)あわじ花さじきホームページ

 神戸市と芦屋市の市境にある六甲山最高峰から東西に連なる六甲山系の西端は、この「花さじき」あたりともいえる。六甲山の岩盤、花こう岩は海にもぐり、ふたたび地上に盛り上がりを見せ「花さじき」へと続く。1995年震災の震源地、野島断層は「花さじき」の近郊にある。
 大阪湾は海であっても、六甲山系と密接な関係で成り立っている。

2021.4.4記す

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