きたえる おもいやる ゆずる
=-= Letter 1 ¶ 無力感
自分が(なんでも)できると思うから、できないことに焦りを感じる。というのは、反省しすぎ(笑)でしょうが、フィールド主義、現場主義というのは、出たとこ勝負に強いということはあるだろうけれど、しかし、このたびの事態で、計画的な備え、あるいは自身の思い込みや関心だけで物事を進めてはならない──と反省しています。
戦争を繰り返してはならないが、震災やコロナ禍のような災害、あるいは〈身近な事故〉も含めて、これからも起きる、と戒めておこう。
=-= Letter 2 ¶ 9月始業論も出始めました
「認定こども園」って、何? この問い、疑問は、この通信を読んでくださっている多くのみなさんが、運営する側として、子どもと保護者その当事者として経験したことで、つい先年のことです。”制度設計”については法の番人はそれなりに説明しようとするでしょうが、その実際はみなさんが感じているとおりです。「9月始業」が現実となっても、おそらく同じことが繰り返されるのでしょう。
いたづらに深入りしたくない、というのが私の思いです。どんな制度になるにせよ、子どものひとりひとり、だれ一人も、取り残されることのないことを願うばかりです。
=-= Letter 3 ¶ 5月末日まで休校」と延びましたね。
いたずらに国や自治体の方針を待っていられません。相手はウイルスですから、人間様の期待するようにならないかもしれません。そうした状況下ながら、6月1日からは行動規制は緩むと、私は予測することにしました。予測が外れ、1週間延びたらその1週間後には行動できるように気持ちだけは備えようと思います。
6月14日または21日または28日、いずれも日曜日ですが、通信41号に記載したコースを歩こうと思います。水分補給など暑さ対策を考慮して挑戦したいと思います。暑さ厳しい場合は、東おたふく山登山口バス停を往路・復路の両方で利用するコースに変更します。後者のバス停往復コースにする可能性大と思います。 詳細は、コロナ禍の状況を見計らって、次号以降でお知らせまたはご相談します。
=-= Letter 4 ¶ 家庭学習のヒント(2)
芦屋市立図書館は、前回その利用について案内したところ、突然の閉館になってしまいました。神戸も明石もそして県立図書館も閉館が続いています。その一方、ネット利用の学習が必要、いや遅れている!と騒がしい。ネット利用の学習については、私は否定的な意見をもっていますが、「基礎学習」の重要性から、利用を選択できる状況を整備しておくことは学習環境にとって良いことだとは思います。
小学校の低学年、3年生修了者以下については、先に進む心配を棚上げして、苦手部分を少しでもなくしておくチャンスと思います。
それと、夏休みなど長期の休みで起きることですが、生活のリズムについて、工夫して、めりはりをつけておくことが肝要です。親は神経がすり減らされて大変です。親自身の生活リズムの維持もままならないと思います。このことが、学習(の成果)より大切かもしれません。
=-= Letter 5 ¶ 連載:擬育(育てるは似せること)
- 次の配信は、5月15日(不定期配信)を予定しています。
- 発行人: 山田利行(帆塾主宰)
- e-mail: yamada-toshiyuki@19san.com