可能性を限りなく… 子どもに夢を!
=-= Letter 1 ¶ 「心の理論」
年が明けました。昨年で一番大きな出来事は「心の理論」に出会ったことです。〈「心」の理論〉ではなく〈「心の理論」〉です。〈「心の理論」の理論〉ではないのです。なぜこんなややこしい訳語になったのかわかりません。ここまでのこと、忘れてください。すみません。
感情は7歳になってそろう──という意味のことを何かの本で読んでそのときはスルーしていながら、ずっと気になっていました。7歳は小学2年生。「7歳になってそろう」ということは、7歳になるまでは個人差があって到達しないということでしょう。心理学の本にはこういう表現が多用されます。曖昧で読み方注意のたぐいになります。
1歳、2歳の幼い子どもは名前を呼べば振り向きます。あかちゃんも名前を呼ばれると重い頭を持ち上げて這い這いしてきます。しかし、その名前や鏡に映る向こうの人物、友達が好き好きしてくる気持ちがわかるようになるには、かなりの時間(2~4年)かかるようです。
「心の理論」は〈「心」に気づく〉とはどういうことか?という理論です。20世紀末に発見されたのですから、知らないおとなはたくさんいます。野外活動で〈いのちの発見〉を目的とし、その実践についてはいくらでも説明できるのですが、理論としては埋められない部分がありました。「心の理論」は、私には”大発見”で、欠けていた部分を見つけた思いです。
◇
「自己と他者」という哲学的なむずかしい命題でもあります。自己が先でなく他者が先です。他者の存在によって、自己が生かされる。私は昨年70歳になりました。自分が為してきたことは他者の仕業、結果です。自我を捨てろと諭されるのでなく、あるいは目覚めるのでなく、他者の為せる技としてそれを受けいれようと私は思い、清々しい気持ちになりました。そして、今までそれなりにしてきたことをやりっぱなしではなく、可能な限り後輩に遺すべきと考えました。10年ぶんくらいの仕事になりそうです。「心の理論」との出会いは、こういう悟りにもなりました。パズルピースの一つが埋まった感慨です。
=-= Letter 2 ¶ 帆塾例会/1月 ※既報と同じ
※行程は11月実施と同じです。11月に参加できなかった人たちのために行います。再度の参加は、もちろん歓迎です。芦屋市内から最高峰への全コース踏破を2021年秋冬に挑戦しようと思います。
※このコースは、5歳児の参加もok!です。
- 1月17日(日曜日)実施 ※雨天予備日1月24日
- 集合:阪急バス81系統「芦屋ハイランド」ゆき
- 阪神芦屋 9:29発に乗車
- 9:15を目途にバス停にお集まりください。
- ※トイレを済ましてお集まりください。
- 往復こども170円×2 おとな340円×2
- ※バス停の場所は、阪神電車高架の山側です。警察署・税務署前
- 阪神芦屋 9:29発に乗車
- 行程:バス停~土樋割峠~蛇谷北山コース~最高峰12:00前(往復します)~バス停
- 土樋割峠からの行程半分は少々きつい上り。
- 十分な余裕時間で、ゆっくり登ります。幼児も歩けます。
- 帰路:15:08バス停~阪神芦屋バス停15:31 解散
- ◎解散は上記のとおりですが、子ども単独参加は、総合公園までお送りします。
- 参加費不要
- もちもの:リュックの重さが重くなりすぎないよう。目安3kgまで。
- 弁当・水筒(リュックに入れる)・おやつ少々・汗ふきタオル
- はきもの:靴 ※すべりやすくなったものを避けてください
- 服装:天候によっては暑くなって汗をかきます。
- 参加申込み/必要 実行前日までにお知らせください。
- 子ども単独参加は10人まで。
=-= Letter 3 ¶ 帆塾 例会・年間モデル
コロナ禍が影響したでしょう。六甲山最高峰を途中からですが登頂したことにより、そして、これまでの例会の果実があって、年間予定が立てられるようになりました。
- 1月 焼きいも……来年2022年1/16
- 2月 会下山遺跡~六甲山最高峰……来年2022年2/11
- 3~4月 3/28 淡路島・花さじき
- 5月 5/16 稲美町(北山天満神社)むぎ畑
- 6月 6/6 森林植物園~桜谷道~摩耶山
- 7~8月 8/22 芦屋川、水遊び
- 9月 予定なし
- 10月 10/17 芦屋市総合公園と浜
- 11~12月 11/28 新神戸駅~布引~ロープウェイ
「年間」としては以上ですが、サプライズ例会も行いたいと思います。
=-= Letter 4 ¶新連載《メモ書き「いのちに出会う」》
《擬育》は、家庭向けに書いていますが、新連載は、保育士向けです。今年の春に完成させる予定で書き進めます。
帆塾通信に再掲すると長文になるので、お時間がゆるせばwebでご覧ください。
連載は日々更新になるかもしれないペースになると思います。とにかくマイブームになっているので、備忘メモとして忘れないうちに……。
《擬育》についても、こちらの連載が影響すると思います。そういう意味では、理論的?で、やや堅い文章が続きそうです。
=-= Letter 5 ¶ 連載:擬育(育てるは似せること)
- 次の配信は、1月15日を予定しています。
- 発行人: 山田利行(帆塾主宰)
- e-mail: yamada-toshiyuki@19san.com