||||| 生まれたばかりのあかちゃんは「ものさし」を持つか?|||

 生まれ出たそのとき、あかちゃん自ら感動するか? 感動するには内言が生じそれの充実が必要なので否定される。
 そこで、左図のイメージ「あわつぶ」を描いてみた。 俗な表現になるが「あわつぶ」は見守る親たちの「愛」の成果物としてもよい。

 「あわつぶ」が集まって「ハートスケール」の原型となる。心細いイメージで恐縮だが、「愛」が集まって「ハートスケール」ができるといえば親たちの実感を伴うのではないか。「1歳4か月~2歳半」を想定した。もちろん個人差はある。

エドモンド・モリス『裸のサル』角川文庫p158
//この行為への最初の関心はチンパンジーにおいても人間の子どもにおいても約1歳半で現われる。しかし、大胆で、自信にあふれた多量のなぐり書きがさかんになるのは、満2歳の誕生日以後である。3歳になると、平均的子どもはまたグラフィックの新しい段階に移ってゆく。//

追記

 ものさし誕生は、あかちゃんの左脳(言語中枢などの機能)始動を意味しているのかも。それまでは、あかちゃんは空間認識に優れた右脳で見つめていたのだろう。

2023.7.2記す

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