
5歳、6歳または小学1年生と思われる女の子が、異年齢のお姉ちゃんやお兄ちゃんに誘われ、やがて大縄をとぶことになります。約6分の動画(風の音が少々入ります)。この動画から、たくさんのことが学べます。からだのしなやかさ、言葉のやわらかさ、言葉の交歓、とべた興奮を逃がす身のこなし、等々。一瞬、わらべうたも聞こえます。
ヴィゴツキーの発達理論「発達の最近接領域」を理解する最適な動画です。まわる大縄と周囲の子どもたちは少女をひきつけた。少女は「みずからの意思で、とんだ」。ヴィゴツキーの言葉「子どもが今日共同のなかでなし得ることは、明日には自分一人でなし得る」。努力だけで導かれるのではなく、諸条件が、少女の発達をうながした。
2019.2.11更新