||||| 雪国と温室 ||| Home > Profile > 思い出 train 豪雪地帯。このおじさんの写真を見るたび思い出す。階下が雪に埋まるほど、出入りは階上からが冬の暮らし。2階に、出入り口が取り付けられていた。 このおじさんは「温室」を建てた。この豪雪地帯に。ずっと昔。いつのことかは知らない。村の人びとは笑った。雪がふったら、どうするんだ、と。しかし、雪は積もらなかった。「温室」のところだけ、雪は積もらなかった。 2019.4.10記す