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前方を歩く高校生の男軍団が揃いのリュックを背負っていた。リュックに番号のワッペンシールが張られていて、それぞれに違っていた。野球部員たちかなと思った。体格がいい。ふと自分に、番号の好みは?と問うてみた。数歩歩みを進めて「9」かな!と思った。
9は9歳のこと。9歳は3年生中途から4年生に相当する。わたしには、ここにこだわりがあり、小学2年生までは「幼児」とみている。保育園等の年長児から小学2年生までを一区切りとして「幼児後期」としている。年長児は保育園等の園内環境では大きく成長した子どもである。しかしながら、2年生からみるとずいぶんと幼い。一方、2年生は小学校環境では幼い。幼い年長児が幼児後期の三年間で見違えるほどに成長し2年生になる、という見方をわたしはしている。教育制度が災いして子どもの発達を見誤る原因をこしらえている。「子どもの主体性」を謳う教育・養護の現場だが、主体性を見守る制度になっていないと思うが、問題提起が根幹にかかわることなのでどうしようもない。
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10歳からは「おとな」ととらえるほうが、スーパーマン的な少年少女の登場を受けとめやすい。2年生は7,8歳でここで幼児から離れ、3,4年生は「おとな」に向かう過渡期になる。とすると、いわゆる「こども」は、いつの頃が対象になるのだろうか。歴史的にも「こども」理解は曖昧に扱われてきている。おとなの都合次第で子どもは「こども」になったりスーパーマンになったりしてきた。こんなふうな考え方・とらえかたをしているので、9歳までを守備範囲として責任をもって研究し続けたい。そういう意味で「背番号9」──。
2024.8.1記す
