わたしは品種ヒノヒカリが好みで、JAショップで玄米5kg袋を買っている。購入記録を確かめると、3/15,5/18,7/4とある。ほぼ2か月ごとだ。7月4日購入の際、「これが最後の一袋です」と丁寧に言われた。「次は10月の下旬かな」を付け加えて。
あるスーパーで買物をしていると、「お米は8月は品薄になるときです。新米は値上がりが確実なので、今のあいだにお求めください」という内容のアナウンスがあった。8月8日のこと。商品現場に足を運ばなかったが、販売用の米があったということだ。
ところが、8月20日頃、別のスーパーで米が品切れになっている現場を目撃した。(そういえば最近、米がないというニュースが流れていたなあ)と思い出した。いくつかの店舗をまわり、米の無人販売機を2か所を確かめた。すべて品切れで、販売機は販売中止になっていた。米の売り場には、もち米や五穀米など炊飯に加えるものはあった。
寿司など惣菜やおにぎりは売られている。業務用は潤沢に?あるということか。確かめていないが、外食はどうなのだろう。8月26日(月曜)から夏休みが明け、登校が始まる中学生がいる。食べ盛りの中学生や高校生の弁当はどうなるのだろう。新米が出始めれば流通が回復するような政府の釈明だが、中高生は一日でも待てないだろうし、家庭の備蓄は一気に減る。
国会では与野党とも米不足を心配している素振りをみせているが、小売店舗を回ってみればいい。国民の主食だから、早い話、議員の家庭や親族は深刻な事態と察しているはずだ。業務用はあるが民生用はない。南海トラフで注意勧告をしながらも、原発を止めようという動きはまったくない。国民の安全、国民の食糧、危機ではないか!
2024.8.25記す