||||| ワクチンについて思うこと 2021年5月 |||

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 破傷風トキソイドワクチンは「安全」という信頼性が高い。生後まもなくと小学生の間に、ほぼすべての国民に接種されているらしい。野外活動を行うようになった20代に私は追加で接種を受けました。破傷風菌は土に常在し、土をさわる活動であれば接種したほうがよいと救急講習で指導を受けたからです。
 保健所で注射され、腕をあげられないほどパンパンに腫れたことを覚えています。ワクチンが効いていると思ったものでした。コロナワクチンが現実のものとなり、ワクチンつながりで思い出した。

 私は、インフルエンザワクチンの予防注射を考えがあって受けていません。インフルエンザに罹ったとき、診断はしてもらったけれど、治療薬は断りました。
 コロナワクチンについては悩ましいけれど、受けるしかないかと覚悟しています。高齢だからというのでなく余命を惜しくないと思うからです。新型コロナウイルスについては、その実像はいまだによくわかっていません。2019年末から1年以上経過していることから、その”経験”で実態がわかってきたかのような報道が主流です。その不確かな状況でも感染者を減らすという社会的目的に参加するしかないという選択です。
 だから、若い人たちは、任意ですから、受けない選択があってよいと私は思います。コロナ禍が人類初めてのことなら、検証不十分なままのワクチン接種は壮大な社会実験(人体実験)です。ワクチン接種が普及してコロナ感染が収まったとしても、これをワクチンによる功績とするには、社会化決定のありかたが極めて不健康と私は思います。政治家がめざすところと、わたしたち一人一人のいのちやしあわせは区別しておかないといけないと思います。

2021.5.15記す

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