きたえる おもいやる ゆずる
=-= Letter 1 ¶ 逝った心の灯
今月になって5日、Sさんが亡くなられた。76歳でした。70歳を過ぎたら、トシの順番は関係ないと思っている。志のある人で亡くした、私には3番目の人になってしまった。最近お会いして話したことは、アフガニスタンで活躍していた医師・中村哲さんのこと。そして、ミャンマーの情勢。会話は切れ切れでそんなに深入りすることはないけれど、信念が伝わってくる。議論が深まると、それ以上話さない。そういう空気感を持っている人は少ない。持論をぶったり解決策を掲げるわけでない。それが魅力だった。
=-= Letter 2 ¶ 我が事ですが……
この9月で71歳になりました。さきほどの上記を受けて書きますが、日頃おつきあいしている人たちの年代がそうなので、70歳を過ぎると、この世からおさらばするのは順番ではないと思っています。私は元気で5歳児の野外活動では負けないと強気ですが、定年は75歳と決めています。やはりトシには勝てません。その75歳を超えても、どうやって健康を保ち続けるか。それは、今のトシになって、最大の関心事です。長生きしたいとは思っていません。痴呆にならないとも限らないわけだし、ある日突然くも膜下出血ということにもなりかねません。一つは、それに備えること。そして、もう一つは健康が維持される限り、研究を続けたいと願っています。
=-= Letter 3 ¶ 帆塾例会
10月24日(芦屋浜と総合公園)と予定していましたが、行き先を変更して、会下山(えげのやま)遺跡にします。
長らく山を歩いていないので、そのウォーミングアップです。阪急芦屋川駅から会下山遺跡まで歩き、ここから帰ります。昼過ぎに集合して夕方には帰れる計画を立てます。
山歩きを初めてみようと思われる方も挑戦してみてください。詳細は次回に。
=-= Letter 4 ¶ 連載:擬育(育てるは似せること)
第2部 子ども期の再生(ルネサンス)実現への道のり
(8) じゃんけんでつかう掛け声
- 次の配信は、10月1日を予定しています。
- 発行人: 山田利行(帆塾主宰)
- e-mail: yamada-toshiyuki@19san.com