||||| 帆塾通信 92 : 2022.4.1 |||

Home > 帆 塾 > 通信バックナンバー

豊か 幸せ 満たされる

=-= Letter 1 ¶ 妻が緊急入院

 妻が昨日31日 明石市民病院に緊急入院しました。血糖値が700以上あると判明。認知症を疑って先に診療を受けていた脳外科病院から大至急大きな病院に行くことを勧められました。医者にかからなくてもよいようにと勉強をし食事にも配慮し、体型も細かったので、まさかの不意打ちでした。
 脳外科にかかった3月24日直後から 長い闘病を覚悟し、仕事を組み立て直そうとしていました。入院し医師の管理下に入り、検査だけでなく治療が始まったので、とりあえずはホッとしています。コロナで面会は出来ません。一人になって静かな部屋に居ると、考えてしまう時間が増え、ここに至った思い当たること/なぜ?という疑問が交錯して複雑な気持ちになります。
 気持ちを切り替え、予想されている1か月の入院期間を貴重な時間にしたいと思います。

=-= Letter 2 ¶ 例会活動は来年3月で終了予定(としていたのですが……)

 6年生にもなれば、本人自身が計画的にやりたいことが劇的に出てくるだろうと思います。「例会」として実質維持できるのは5年生修了をもって終わりにしようと思います。そういう「つもり」をすれば、仕上げというほどのことは出来ませんが、今までのペースに積み上げていくような心持ちで行いたいと思います。
 歳月の経つのは早いですね。私は何事にも「終わり」(区切り)をつけながら仕事をするようにしてきました。しおさいを辞めたのも、そういう考え方が作用したのかもしれません。終わりが見えてくると、かえって昂揚するタイプです。

 ここまでを予定原稿として書き溜めていました。しかし、上述のとおり、予断を許さなくなりました。とりあえずは、3月末延期の例会は4月10日に行います(私が実行したいので、気になさらないでください)が、これ以降は見通しが立ちません。

=-= Letter 3 ¶ 帆塾例会

  • 4月10日(日)雨天中止 ※3/27実施予定の振り替え
  • 行く先:あわじ花さじき
    • ※子どもの身が隠れるほどに、なのはなが満開になっているようです。
    • ※明石から船で渡ります。
  • ●行程・ゆき
    • JR芦屋駅改札口前 9:20集合
    • 芦屋9:29→明石9:53 新快速 子ども280円 徒歩20分 明石港10:20着
    • 明石港10:30→岩屋港10:45 子ども270円
  • ●行程・かえり
    • 東浦IC 15:19→三宮15:57 子ども440円
      • ※バスは交通系ICカードが使えます
    • 阪神三宮16:20→阪神芦屋16:31 子ども120円
  • 岩屋港9:45~花さじき 13時すぎ到着
  • 現地滞在 13時頃~14:30頃
  • 花さじき裏の出口14:30頃発~東浦IC 15:10頃着
  • ※参加費不要
  • ※持ち物:弁当
  • ※服装:風が強く吹くときは寒いことがあります。
    • 歩くので暑くもなります。
    • 脱ぎ着しやすい服装がよいと思います。
  • ※参加ご希望は前日までにお申込みください。

=-= Letter 4 ¶ 連載==「豊かさ」を問う 連続思考(7)

食と家庭の崩壊

 「食と家庭の崩壊」を表題にするとセンセーショナルになる。「食と家庭の崩壊」のページで案内している岩村暢子「も」、1960年代に「何かが起きた」としている。「も」については、いずれ「なぜ キツネに だまされなくなったのか」をテーマにして取り上げる。
 ただ、文明批評を論じるとき、上から目線になりたくない。今、子育ての渦中にいる人たちにとって遥か”昔/過去”のこと。失われたモノに意味があるとしたら、どう論じたらよいのか、私には迷いがある。船はすでに港を出発した。海図を頼りに航海しているが、その海図が間違っていると言うようなものだ。正直、ではどうしたら良いかという代替案を私は示せない。子育てに「修正は必要ない」というのが、私のモノの考え方。
 新しい知見に出会ったら、それに刺激され、自分で海図を書き直せばよいと考える。それは苦痛でなく楽しみでもある。否、楽しみに置き換えれば良いのだ。

 食に関しては、経済優先社会では個々の健康は二の次になる。1960年代はまさにそういう時代だった。その反省にたって、今は「マシ」になっているかもしれない。悲しいけれど、しんどいけれど、マシ情報は、学校で「消費者教育」として優先させて学ぶ必要のある課題と思うがあきらかに不足してい。現実は自衛しかない。自分の身は自分で守る。1960年代を境に端を発しているので学ぶしかなく、敢えてこのように警句として記すことが私の出来ることかなと思う。

© 2024 ||||| YAMADA,Toshiyuki |||, All rights reserved.