||||| いのちが生まれた海、潮だまり |||

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 潮だまりを構成する岩には、フジツボが張りついている。潮の干満で、満潮のとき、フジツボはプランクトンを食べる。干潮のとき、直射日光に照らされ、表面は60度にもなるが、耐えて死なない。移動しなくても熱射に耐えられれば食事にありつける。
 潮だまりの岩場の隙間は、ツブ貝が積み重なっている。一つ一つは小さなツブだけど、タンパク質が積み重なっているともいえる。潮だまりは密度の高いタンパク質空間でもある。いのちの集積度が高い。この潮だまりから陸上に進出した生物があり、人類もその一つというわけ。

(参考)“どうぶつ”として生まれた & いのちのはじまり

2022.11.1Rewrite
2022.6.21記す

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