鳥とヒトの足をくらべる

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寝ても落ちないわけ

 枝に止まっているとき、あるいは、地面に降り立ったとき、足の様子を観察してみよう。枝をつかんでいる足の部分は「ゆび」です。自身の足を見てください。指が5本ありますね。その指と同じです。そう、指で枝に止まっているのです。

 指の後ろ、つまり、足の甲を思いきり細長くした部分(下図の緑部分)が足に見えます。鳥のお腹に入り込んでいるところは「足首/かかと」に相当します。足首の曲がり方、曲がる向きと鳥のそこは同じなのです。

 足の「すね」や「ふともも」に相当する部分は、鳥ではからだの中に入り込み外からは見えません。

 鳥は、足首に相当する部分を、枝などに止まるとき折りたたみます。折りたたむと、同時に、「ゆび」が内側に曲がります。曲がることで枝をつかむことになります。
 枝をつかむために「ゆび」を曲げるのでなく、足首に相当する部分を折りたたむことが枝に止まることを意味するのです。だから、枝をつかんだまま寝てしまっても、指は内側に曲がったままなので落ちないというわけ。

2022.11.19記す

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