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- 赤ちゃん
- 「赤ん坊」の愛称。
- 世間の事を知らない人の意にも用いられる。
- 上記、『新明解国語辞典第三版』による
母子保健法は、出生からの経過期間によって、「あかちゃん」を次のように定義する。
- 新生児
- 出生後28日未満の乳児
- 乳児
- 1歳に満たない子ども
母子保健法
(用語の定義)
第六条 この法律において「妊産婦」とは、妊娠中又は出産後一年以内の女子をいう。
2 この法律において「乳児」とは、一歳に満たない者をいう。
3 この法律において「幼児」とは、満一歳から小学校就学の始期に達するまでの者をいう。
4 この法律において「保護者」とは、親権を行う者、未成年後見人その他の者で、乳児又は幼児を現に監護する者をいう。
5 この法律において「新生児」とは、出生後二十八日を経過しない乳児をいう。
6 この法律において「未熟児」とは、身体の発育が未熟のまま出生した乳児であつて、正常児が出生時に有する諸機能を得るに至るまでのものをいう。
- なお、新生児の中でも出生後7日未満の乳児を特に「早期新生児」と呼ぶこともある。また、生まれて間もないあかちゃんのことを嬰児(えいじ、みどりご)と呼ぶこともある。
- 関連語
- 「やや」「ややこ」
- 「〈ゼロ歳児〉って、なんなのよ!〈ゼロ〉って。失礼でしょ!」と怒る老保育者(元園長)がいた。もろに言われて(受けとめさせられて)私は頷くしかなかった。言わんとすることは、わかる。おさなごの人権を訴えていると受けとめた。それまで、0歳児の読み方に迷うだろうと思い〈ゼロ歳児〉と表記することもあったが、それ以後、記し方についてためらうこととなった。
- では、どう表記すれば、よいのだろう。必ずしも人権を無視しているのではない。積極的に認めている。そのうえで、満年齢に準じて明示したいとき、〈ゼロ歳〉表記は必要なときもあるだろう。
2021.2.25Rewrite
2019.6.2記す