きたえる おもいやる ゆずる
=-= Letter 1 ¶ これは何?!
子どもが拾って手にしていたもの。もしかして「うんこ?」と思ったのです。キツネやタヌキなど野生動物は消化しきれない植物のタネをうんちにして排泄します。人間のうんちはくさいけれど、野生動物のそれはくさくありません。おいしいものを食べると、うんちはくさいようです(正しいかどうかはわかりません) 犬のうんちはくさい。野生でないからかなあ?
野生動物のうんちは毛のようなものも混じっています。子どもが拾ってきたものはうんちのようだけど毛がない。私は「うんちかな…?」とつぶやくとびっくりして手を引っ込めてしまいました。
うんちを拾った場所を見上げると、一本の木にたくさんぶらさがっていました。あとで調べると、モクレンの仲間のようです。「集合果」という名前でした。そして、もっと時間をかけて調べると、モクレン科のコブシと思いながらも、タムシバのような気がしてきました。
有馬温泉でのことです。花が咲く来年4月初めに行って、確かめたいと思っています。
=-= Letter 2 ¶ 有馬玩具博物館
久しぶりに行きました。神戸こども総合専門学院に「おもちゃ学科」があったとき、博物館から講師を招いていました。おもちゃを理論で学ぶには、とてもよい場所です。
しかし、今回は見る目も変わって、子どもが楽しめて遊べる場所でよいところだなあと思いました。有馬への小旅行、短時間の立ち寄り先にしないで、半日ほどかけ、たっぷり遊べます。積木を積んだり他、体験がたくさんできます。おとなが夢中になれるものもありますよ。
=-= Letter 3 ¶ 帆塾例会
次回は11月28日(雨天予備日12月5日)に、新神戸駅から布引貯水池に行こうかなと思っています。もう何度も行っている人も多いでしょう。歩き慣れた道というのもいいものです。帰りはロープウェイで下山しますから、初めての山歩きにも向いています。詳しくは次回でお知らせします。
=-= Letter 4 ¶ 連載:擬育(育てるは似せること)
第2部 子ども期の再生(ルネサンス)実現への道のり
(11)「豊かさ」への問いかけ
- 次の配信は、11月15日を予定しています。
- 発行人: 山田利行(帆塾主宰)
- e-mail: yamada-toshiyuki@19san.com