||||| 帆塾通信 86 : 2022.1.15 |||

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豊か 幸せ 満たされる

=-= Letter 1 ¶ 保育園の園庭で

 保育園で仕事をしていて楽しいのは、子どもは、いつでも・どこでも、相手のつごう構わず寄ってきては話しかけてくることです。
 「ママ、いるの?」
 (えっ?どういうこと?)と思っても、私の問いを返す方法がみつかりません。前にも訊かれたのでこんどは「いるよ、おばあちゃんだけど」と答えました。どう理解したのかわかりませんが、笑っていました。
 靴を履こうとしゃがむと私の頭は、子どもの目線に相当します。「どうして毛がないの?」この問いは過去何度もあります。先日は「寒くないの?」と気づかいの言葉がありました。
 靴を履き終わったら、追いかけてやろうと思ったので「追いかけるぞー」と脅しました。すると端にいたおそらく2歳児クラスで3歳になったかな?と思う女の子「寄らない」と言う。追いかけられたくないからです。そして、追いかけてやりました。逃げて、楽しそう。たくさんの子どもが寄ってくるので体力勝負です。疲れて園庭を歩いていると、左手に可愛い手がふれてきました。さきほどの3歳だろうと思う女の子。保育の仕事をしているご褒美です。

=-= Letter 2 ¶ ゆで卵をむく方法

 それぞれの流儀があるだろうことはよく承知している。新しい卵より古い卵のほうが。穴をあけておくとか。瞬間にしてむく神業をテレビで観たこともある。家庭では一度に数個だけれど、おでんを売っているお店ではきっと秘法があるだろうと思う。
 私が辿り着いた方法は……。新しくても、放置しないですぐにたっぷりの水で冷やすこと。せっかちは禁物。危ういときは水のなかでむく。
 おとなより子どものほうがせっかちでないので、子どものほうが上手かも?

 ※『ニュートン別冊 科学的に正しい食品の大百科』(2020年)によると、「産みたてから4~5日経ってからの卵のほうがむきやすく」とありました。市場に出回って家庭で買い置きしているだけで4~5日くらい普通に経っているように思います。

=-= Letter 3 ¶ 帆塾例会 ※前号既報と同じ

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  • 行く先:県立あわじ石の寝屋緑地
  • 日程:1月30日(日曜)※雨天予備日2月6日
  • 集合:JR芦屋駅改札口前 9:20集合
    • JR芦屋駅9:29 → 新快速 →明石駅9:53 こども280円
    • 明石駅より徒歩20分~明石港
    • 明石港10:30発 ジェノバラインで船旅(13分)
      • 船の片道運賃 おとな530円 こども270円
      • 幼児おとな1人につき1人無料
    • 明石港~岩屋港~石の寝屋緑地入口11:30着
  • 現地の行程
    • 緑地広場11:45発~500段超えの上り坂~展望台12:30着~
    • ~(昼食20分程度)~古墳跡~300段超えの下り道~
    • ~下山完了14:00~港14:40着~岩屋港/船15:00発
  • 帰り:明石港~JR明石駅15:35~芦屋駅16:00 ※解散
  • ポイント
    • 大阪湾と明石海峡大橋と瀬戸内海をまとめての超絶景!
    • ここも六甲山の一部、さらに会下山遺跡と関係するか?
    • ここでしか見られない絶景を写真に撮ろう!
    • 500段の急坂も、超ゆっくりなので幼児も歩けます。
    • 緑地の広場にトイレあります。
  • もちもの・服装
    • 弁当、水筒、汗ふきタオル。あれば、杖・双眼鏡。
    • 現地に貸出の「竹の杖」があります
  • 参加費不要/申込み必要 前日までに
  • ※初めての方も久しぶりもご遠慮なくご参加ください。
     滅多に行けないコースと思います。
     歩き初(ぞ)め、登り初めを兼ねて。

【今後の例会予定】

  • 2月:やきいも(須磨・天井川)
  • 3月:六甲山最高峰(東おたふく山登山口バス停から)

=-= Letter 4 ¶ 連載==「豊かさ」を問う 連続思考(2)

「満たされる」という心持ち

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