||||| 三上章允『脳の教科書』読書メモ |||

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三上章允(みかみ・あきちか)
『脳の教科書』
+ はじめての「脳科学」入門
ブルーバックス 講談社 2022年

p26
//脳をふくむ生体システムの単位を専門用語で表現すると「神経系」です。神経系には「中枢神経」と「末梢神経」があります。「中枢神経」には、「脳」と「脊髄」があります。脊髄は背骨(椎骨)で囲まれている部分です。//

p34
//大脳の機能局在は現在の常識であり、多くの研究がより詳細な機能の局在を求めて進められています。しかしながら、運動や感覚などの比較的単純な機能についての脳領域との対応関係はそれなりに明確ですが、いっぽうで、認知、意思、意識など高次の機能については、どの程度機能局在が成り立つのかはかならずしもはっきりしていません。//
p35
//脳が全体として連携してはたらいていることへの留意も必要です。脳はバラバラの部品の単なる集合ではなく、お互いに密接に連携してはたらいているのです。//

2023.2.8記す

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