||||| フレーベル全集に臨む…… |||

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 フレーベルが名付けたキンダーガルテンについて、その意味を承知していると思うものの自信がない。フレーベル全集 第四巻に収められている「幼稚園における子どもたちの庭」を改めて読んだが、フレーベル思想でどう位置づけられるか、はっきりしない。兵庫県立図書館から全五巻の全集を借りた。重い! 目次(コンテンツ)を把握しようと思い、これを整理・記録しているうちに中身が見えてきた。第四巻の「解説 荘司雅子」は、概要をつかむには役に立った。それで思ったこと、気づいたこと。
 フレーベル『幼稚園教育学』は、第四巻、第五巻に収められている。”発見”は、左以外の第一巻から第三巻までに著されているらしいフレーベルの教育思想だ。読む必要があるのかなあと思った。
 一方、第四巻、第五巻でフレーベルは自身の主張を母親や若い女性に届けたいと力説している。19世紀前半の教育思想家としては、このジェンダー思考はやむを得ないとは思うものの、大分な全集からどれほどのものが学べるのか、少々躊躇してしまう。優先順位は下がるけれど、読む機会をつくりたいと思う。

フレーベル全集、目次ほか

2024.4.29記す

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