|||||「主体仮想センサー」を発想!|||

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 レジの列が4つある。レジで精算待ちをしていると向かいの列から2歳半くらいの女の子が出てきてわたしと目が合った。女の子は身を翻しママとおぼしきもとへ戻った。身を守るセンサーが作動した。「ああそうか、主体センサーがいい!」。木構造や句構造にとらわれて「主体構造」と名づけたが、主体センサーのほうがしっくりいく。感知器のように動作するそれを目撃したからだ。
 店内をうろうろしていると、そのかわいい子はつきそいのおとなから離れて商品を”物色していた”。迷子にならないようほどよい距離を保っていたのだろう。背格好や身のこなしから2歳半くらいと思った。ということは、ハートスケール生成期の終わり頃。いや、「ハートスケール」は「主体仮想センサー」が正体かもしれない。
 言語(言葉)に先立ち、センサーが機能する。五感とはまた別にはたらくセンサーがあるのかもしれない。感情や五感は言葉を表現として使用する。主体仮想センサーは言葉を必ずしも必要としない。しかし、言語機能が果たす役割としては似合っている。
 透明の袋に一つ入ったバナナを女の子は手にしていた。

※「主体センサー」を「主体仮想センサー」に改称する。2024.9.9

2024.8.17記す

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