||||| 帆塾通信 108 : 2022.12.1 |||

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=-= Letter 1 ¶ KATACHI かたち

 「かたち(形)」は見て確かめる、あるいは、触れて確かめる。岩波古語辞典では、「人の容貌についていうことが多かった」とあります。現代語の場合でも「顔」が第一義に出てきます(新明解国語辞典)
 《こころ》に気づくのは、こころの「かたち」に気づくから(山鳥重『心は何でできているのか』)。山鳥重は「心像(しんぞう)」という「かたち」を”みる”ことで気づくという。まさか!”みる”対象に、こころも含まれるようになるとは驚きというか発見です。このことを説明するのはちょっと大変ですが、かつて記した「いのち の かたち for child」のことでは?と思ったり、かたはめのおもちゃで遊ぶとき1歳のあかちゃんは夢中になることで「こころ」に気づく過程では?と思うまでになりました。

=-= Letter 2 ¶ どうやって辿り着く?

 『壊れた脳 生存する知』を著したのは脳疾患患者の山田規畝子で著者は、山鳥重を信頼しているという箇所をみつけました。選んだ上で『心は何でできているのか』を読むことにしました。わたしは「こころは脳にある」と思い込み、今もそれは変わりませんが、脳の機能/はたらきだけでは「こころ」をいつまで経ってもわからないままだと気づき始めました。
 「脳」という概念もやや課題があります。食べたものは、咀嚼されるときに唾液がまじり、胃→腸へと消化吸収されます。つながっているのです。脳の機能は「中枢神経系」と認識するほうが適切なようで、「中枢」を除いた「神経」は全身に はりめぐらされています。ミミズがくねくねと動くようにヒトの腸もくねくねと動きます。「腸」自身の思考については文言だけは出回っています。「こころ」のまとまりは中枢神経系つまり脳の仕事のように思いますが、「こころ」のネットワークは、からだ全身なのかもしれません。

=-= Letter 3 ¶ フリーハイク 須磨・天井川水系

12月25日(日曜)雨天中止
※阪神芦屋10:19発~東須磨10:48着《のりかえなし:直通》
+ 大人 片道540円 こども270円
集合:東須磨駅 10:50 トイレは、駅のみ
出発:11:00発
+ 登山口 11:20通過
+ 焼きいも予定場所 11:40着
【持ちもの】弁当要/焼きいもを期待して少ないめに、軍手(化繊は不可)
+《サツマイモ》大きくても太くても焼けます! 本数など適当に。
+ 少々多くても焼けます!
+ ただし、焼くと、誰のか?わからなくなるかも。悪しからず。
【服装】火の粉が飛んでも、溶けない生地で。
+ 水遊びできるので、幼児用長靴があると便利。
焼きあがり予定 13:00頃
+ ※11/27下見した際、大きな倒木があり、焼きいも予定場所より奥へは行きにくい状態です。なので、ジュズダマを採ったり、付近で冒険遊び程度のことになります。
【帰り】登山口を出るのを 14:30目安 トイレは、駅のみ
+ 東須磨 15:02発~阪神芦屋 15:31《のりかえなし:直通》
【参加申込み】定員はありませんが、人数把握のため、お申し込みはお願いします。初めての方もご遠慮なく。

=-= Letter 4 ¶ 連載==「潮だまり」フリーテーマ・コラム

細胞「壁」大活躍

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  • 次の配信は、12月15日を予定しています。
  • 発行人: 山田利行(帆塾主宰)
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