||||| 愛7 | 育6 | 夢7 |||

Home > 砂をすくうように

施設型保育と区別した上で、家庭向けに子育ての目安を、ネーミングし提案するものです。

  • 標目
    • 愛7
      1. あかちゃんがいる。
      2. 抱く・ふれあう
      3. 常に、語りかけ、聞く
      4. ほほえむ
      5. ゆっくり、そして、はやく。ときには、とどまる
      6. はじめの第一歩
      7. みとめる、一緒に歩く
    • 育6
      1. 食べて育つ
      2. よーいどん
      3. 手をつなぐ
      4. きく・はなす
      5. みる・ふれる
      6. おかたづけ
    • 夢7
      1. 時間
      2. 遊ぶ
      3. 働く
      4. 内緒
      5. 表現
      6. 歩く
      7. 学ぶ

標目の説明

愛7 ラブリーセブン

  1. あかちゃんがいる。
    • 生を受け、家族に加わり、家族がふえる。そのことがハッピーだ。
      • 素朴に、あかちゃんの「存在」が、親、きょうだいに及ぼす意味を受け入れよう。
  2. 抱く・ふれあう
    • あかちゃん、乳児は、メッセージを受けとめてと願っています。
      • 「しつけ」はどこかに置いて、まずは受けとめることからです。
  3. 常に、語りかけ、聞く
    • 目をあわせて、お話ししてね。声が聞こえたら、ふりむいて。
      • 何をするにしても声かけ、そして身を傾けて聞く。
  4. ほほえむ
    • 怒った顔はこわい。うれしいときは黙っていてもわかるよ。
      • 豊かな表情に迎えられて能動的な活動が育まれる。表現する能力の基礎となる。
  5. ゆっくり、そして、はやく。ときには、とどまる
    • 自分で歩きたい、そう思っている子どもは多いはず。
      • 子どもとおとなのペースはとても違います。ゆっくりでいいなら歩きたい。
  6. はじめの第一歩
    • 外の空気、土、水、草木、初めての生きもの体験。はらはらどきどき。
      • 感じる心、世界がひろがってゆく。たくましくはばたく一歩でもあります。
  7. みとめる、一緒に歩く
    • 「そうね」とうなずき、共感することを身につけましょう。
      • 幼いからだけでなく、一人の人間が育つさまを受け入れ、ともに育ち合おう。

育6 そだつロク

  1. 食べて育つ
    • 毎日、いつも、楽しい時間がいっぱい。
      • 「食べることがすべて」といってよいほどに最大の関心事。
  2. よーいどん
    • たっぷり遊ぼう。緩急、リズムがあるといいですね。
      • 過不足なく遊ぶ。活動する力を溜めそして開放することを身につける。
  3. 手をつなぐ
    • お友達と一緒に過ごす時間、ヒミツ時間の始まり。
      • 他者との関係で自己を発見していく過程につながります。
  4. きく・はなす
    • 話す基礎は、しっかり聞くことにある。
      • 物語、絵本、語りをしっかり聞けるようになる。やがて、言葉が湧き出てくる。
  5. みる・ふれる
    • 「感じる」ことをたくさん溜め込もう。
      • レイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーを意図しています。
  6. おかたづけ
    • 楽しいことのあとは、おかたづけ。するとまた、楽しいことがやってくる。
      • 時間の区切り、目的・目標、約束の意味がわかる基礎になります。

夢7 ゆめセブン

  1. 時間
    • 「子どもの時間」(主体性)を大切にしよう。
      • 「2.遊ぶ」以下の実現には、子どもが主体的につかえる時間が必要です。
  2. 遊ぶ
    • たっぷりが肝要。
      • 量では目安2時間、質が伴えば時間は関係ないとも言えます。
    • 遊ぶプラス
      • 吉野彰氏のノーベル賞受賞(2019.10)に際して、子どものときの体験が大切だと吉野さんが強調されていました。大変励みになります。
        1. やはり遊ぶこと。「名前のつかない遊び」がより良いのです。
          • 子ども時代、何をさておいても重要です。何して遊ぶ?と友達を誘って遊ぶのですが、それはきっかけづくりです。遊んでいるうちに夢中になり、遊びが固有のものとなる。
        2. 熱中すること。
          • 勉強でも遊びでもケーキづくりでも読書でも造形でも、何であってもいいのです。無心になって熱中できるようになって欲しい。
        3. 人に役立とう、と思うようになること。
          • これは小学校5年生くらいからです。人のために尽くすという心を育てるには、あかちゃんから始めて、幼少期の育ちが安定し自分が認められ大切にされている、その体験や育ちが変化して成就するのです。
      • 私が言うのは似合いませんが、3つの条件がそろえば、誰にもノーベル賞の栄誉に迎えられる可能性があると思うのです。
  3. 働く
    • 子どもの役割を考え、働こう。
      • 家族の一員として、手伝いや仕事をしよう、という意味。
  4. 内緒
    • 「たからもの」を持とう、ためよう。
      • 子どもなりの秘密を大切にしよう、という意味。
  5. 表現
    • 言葉・絵画・製作などで、表現する心を育み、技能を身につけよう。
  6. 歩く
    • 行動半径は、世界観・価値観の基盤。
  7. 学ぶ

2018.9.15提案

© 2024 ||||| YAMADA,Toshiyuki |||, All rights reserved.