12 こどもの本 YA

  • YA…ヤングアダルト…小学5年生以上を目安としています。
  • 対象年齢は下限年齢です。目安程度です。
  • 子ども向けの本は、大人が読んでも価値あるものです。
  • 自然科学の本は、「特に幼い」子ども向けを除き、「自然」の項目に入れています。

選書余録


  • 夢7(5歳~)
    • 絵本
      • こわい話
        • *さんまいのおふだ
  • 三ねんねたろう
    • 文/大川悦生 絵/渡辺三郎 1967年発行 ポプラ社
      • もとは働き者だったが、あることから寝太郎になってしまった。ちょうの幼虫がさなぎになって動かなくなるように(ちょっとちがうか?) そして、さなぎから出てきた寝太郎。民話をヒントに創作されたお話。
  • 11ぴきのねこ
    • 作絵/馬場のぼる 1967年発行 こぐま社
      • おなかをへらしたぺこぺこねこたち11ぴき。ちからをあわせて、おおきなさかなをつかまえた。みんなにみせておどろかせよう、それまでは、ぜったいたべないぞ!と、ちかいをたてました。そして、まっくらなよるがやってきました。さて、よがあけて、さかなをみてみると……。
  • あめがふるとき ちょうちょうは どこへ
    • 絵/ワイスガード 文/メイ・ゲアリック 訳/岡部うた子 1974年発行 金の星社
      • タイトルそのまま、あめふりのとき、蝶はどこにいるのでしょうね。蝶と遊ぶときは、あめがふらない天気の日。知らなかった世界に思いをはせる絵本。絵本ではありませんが、昼夜を対比させる本『昼と夜の自然』(リチャード・アダムズ 1980年)があります。
  • ありとすいか
    • 作絵/たむらしげる 企画/赤木かん子 2002年発行 ポプラ社
      • ありは、幼児にとって身近なムシ代表のひとつ。いつも地面をたくさんで這っているから。そのありさんたちが、すいかにむらがるお話し。すいかの真っ赤が夏の暑さを伝えるとともに、美しい。
  • *いのちのひろがり
    • 文/中村桂子 絵/松岡達英 2015年発行(たくさんのふしぎ2015年4月号) 福音館書店
      • わたしたち(人間)はいつ、この地球に生まれたのだろう。「あなたは」と著者は読者に語りかける。あなたはお母さんから生まれたのですね、と。それはお母さんと卵とお父さんの精子がいっしょになった生まれた、世界でたった一個の細胞です。と、月並みな お言葉。それは、38億年前までさかのぼる。著者の語る「いのち」は、著者・中村桂子の「あなた」へのラブレター。
  • 大きいって どんなこと 副題「星から原子まで」
    • 絵/シミヨン・シミン 文/Herman and Nina Schneider 1968年発行 福音館書店
      • 「大きい・小さい」と気軽につかってしまう言葉だけど、再認識しておきたい。巻末「だから あなたは ちょうど まんなかの 大きさなのだ。」で結ぶ。
  • かにむかし
    • 絵/清水崑 文/木下順二 1959年発行 岩波書店
      • せっせと働くカニから柿を奪ったずるいサルをこらしめようと、クリ、ハチ、はぜぼう、石うすたちが力をあわせるよく知られたおはなし。正義に出会えるすっきりする昔話です。大型絵本版があってこちらをお勧めします。
  • のらいぬ
    • 絵/谷内こうた 文/蔵冨千鶴子 1978年発行 至光社
      • 表紙に、青い空、海、犬、麦わら帽子の子ども。これだけにしておこう。あとは、絵本をひらいてください。
        ガブリエル・バンサン『アンジュール ある犬の物語』1986年、BL出版。字のない絵本。この本も開いてみてください。
  • ピパルクとイルカたち
    • 作絵/ジョン・ヒンメルマン 訳/はねだせつこ 2003年発行 岩崎書店
      • 氷に閉じこめられてしまったイルカたちを救った実話。イルカたちは、すむ穴が凍ってふさがってしまうと息ができなくなります。少女ピパルクは悲しくなって幼いイルカにうたいました。すると、イルカたちは少女のうた声に寄り添っていくのでした。
  • 『ももたろう・こぶとり』のうち「ももたろう」について
    • 絵/梶山俊夫 文/松谷みよ子 1988年 講談社のおはなし絵本館1
      • おこしのものはなんですか。日本一のきびだんご。一つくだされ、おともします。一つはならん、はんぶんやる。──なぜ半分なのか? それはさておき、桃太郎の昔話で、きびだんごを1つではなく半分というのがおもしろい、から。
  • ルラルさんのにわ
    • 作絵/いとうひろし 1990年発行 ほるぷ出版
      • どんなおにわでしょう。まいにちていれをしているので、きれいなしばふのおにわです。あらっ!そんなとこに、わにがねそべっていました。こわいわにがいいました。「おっちゃん、ねそべってみなよ」と。いわれたとおりねてみると、ちくちくちくときもちいい。
  • ルリユールおじさん
    • 作絵/いせひでこ(伊勢英子) 2006年発行 理論社
      • 愛用していた植物図鑑がこわれそう。パリのまちには本を修理(ルリユール)してくれるおじさんがいる。少女は「わたしの図鑑」をなおしてもらおうと、持ち込んだ。図鑑をなおしてくれるルリユールおじさんと少女のものがたりが、美しい絵とともに語られる。
  • 自然科学読み物 生き物のちえ 全5巻
    • 監修/今泉忠明 文/伊藤年一 2011年発行 学研
    • 学校の図書室にあると思います。
      • 虫や動物(ほ乳類など)は、植物など2者以上の関係のなかで理解を進めることが大切です。単独では生きていないからです。このシリーズは、5歳からでも関心を誘います。知識としては3年生以上が適当でしょう。
  • 星の使者
    • 作絵/ピーター・シス 訳/原田勝 手書き字/大川修 1997年発行 徳間書店
      • ガリレオ・ガリレイの生涯。真理を求める──ということは、どういうことか。しっかり読み込めるトシになってから読んでも遅くない本(絵本)。
  • 育6(2歳半~4歳)
    • ぽとんぽとんは なんのおと
    • とりかえっこ
      • 二俣英五郎 / さとうわきこ 1978年 ポプラ社
      • 「ぴよぴよ」と出かけたひよこちゃん、ねずみさんと出会って鳴き声を「とりかえっこ」しようと提案します。ねずみさんがぴよぴよと鳴き、ひよこちゃんが「ちゅうちゅう」と鳴きます。こんどはぶたさんと出会います。シンプルなおもしろさ。あたたかい絵。
    • ねずみくんのチョッキ
      • 上野紀子 / なかえよしを 1974年 ポプラ社
      • 赤いチョッキ、ねずみくんにぴったりお似合い。あひるさんが着たいって、おさるさんも。あしかさんも寄ってきたよ。ライオンさんも着たいって。どうしよう、チョッキが伸びちゃう。な、なんと、ぞうさんも……。
    • まりーちゃんとひつじ
      • フランソワーズ / 与田凖一 1956年 岩波書店
      • 与田凖一は「ことりはとってもうたがすき……」の詩人です。読み聞かせの練習にぴったしの絵本ですね!パタポン。
    • ロージーのおさんぽ
      • ハッチンス / 渡辺茂男 1975年 偕成社
      • 黄色い絵本。シンメトリックな木、葉、実、きつね、にわとり。子どもにはどう映るのでしょう。訳は詩的。はちに追いかけられて、きつねはどこまで行くのかな?

〈YA〉ヤングアダルトと読みます。子どもとおとなの中間をあらわします。ここでは、小学5年生以上から中学生を対象とします。高校生を対象としていません。子どもの発達段階を考えるについて、小学5年生(年齢としては10歳)からを「おとな」として私は考えています。読書力(リテラシー)については、この時期に身につけたいことを期待してグレードを低くしていません。

ブックガイド『本も、おもしろい!』

  • おとな向け
    • 絵本と つきあう
      • 絵本とは何か
      • 絵本(別冊太陽)
  • 小学(5,6年生),中学生から
    • ブックリスト
      • どの本よもうかな?5・6年生
    • よみもの
      • ナゲキバト
    • 絵本
      • ナビル ある少年の物語
  • 小学(1,2,3,4年生)から
    • よみもの
      • サンタクロースって いるんでしょうか?
    • 絵本
      • おとぎの国の郵便切手
  • 幼児(4,5才),就学前後から
    • 子どもが文字や言葉に関心を示したときに
      • あいうえおの本
      • あいうえおうさま
      • 五味太郎言葉図鑑
    • よみもの
      • イソップのお話
      • 日本のむかしばなし(瀬田貞二)
      • 世界のむかしばなし(瀬田貞二)
    • 絵本
      • あたごの浦
      • きょうはなんのひ?
      • フランシスのいえで
      • みどりの船
      • おおきなきがほしい
  • 幼児(2,3,4才)から
    • お話し集
      • おはなしのろうそく
      • エパミナンダス
    • グリム童話・ペロー童話
      • ベスト・セレクション初版グリム童話集
      • ペローの昔ばなし
      • 赤ずきん
      • おおかみと七ひきのこやぎ
      • 白雪姫と七人の小人たち
      • 長ぐつをはいたねこ
      • ブレーメンのおんがくたい
      • ねむりひめ
    • 遊ぶ・つくる
      • 伝承おりがみ
      • あやとり いととり
    • 歌いながら絵を描く
      • あそびえかきうた (1)伝承編 (2)続伝承編 (3)創作編
    • 絵本
      • 雨、あめ
      • いじわるブッチー
      • たからげた
      • うんちしたのはだれよ!
      • おたんじょうび おめでとう!
      • ぼちぼちいこか
      • おねえさんになるひ
      • ごめんねともだち
      • ぽんぽん山の月
      • ルラルさんのにわ
  • 幼児(0,1,2才)から
    • 絵本
      • にんじんさんが あかいわけ