||||| インターバル・ハーモニー × 動的平衡 |||

Home > つぶやき OpinionProfile

 「動的平衡」は、福岡伸一『動的平衡 Dynamic Equilibrium 生命はなぜそこに宿るのか』に学び、知見を得たことによる。
同書p163
//生命の持つ柔らかさ、可変性、そして全体としてのバランスを保つ機能……それを、私は「動的な平衡状態」と呼びたいのである。//
※ジッと留まっていないから「生きている/生きられる」ということである。

 我々、何も考えていないとき(リラックスしてぼんやりしているとき)a、一方、何かに関心をいだき集中して考えているとき b、aとbでは脳のはたらきは対照的であるという。そして、集中して考えているときはもちろん、ぼんやりしているときも転機になるかもしれない〈ひらめき〉が生じるという。a|bは動的平衡そのものではないかと思う。
直観と直感:〈ひらめく〉ということ

メモと深呼吸

 生体の「動的な平衡状態」、a|b、いずれも《インターバル・ハーモニー》である。

 リラックスしているときは「深呼吸」という工夫を加えてみる。集中して考えているときは脳内でワーキングメモリが働いている。こまめにメモをとる工夫をして、早めにメモリを開放しよう。

動的平衡と渚と紙飛行機
渚に打ち寄せる波もインターバルだなあと思う。


福岡伸一『動的平衡』p35
//私たちが「記憶の想起」と呼んでいるものも、実は一時点での平衡状態がもたらす効果でしかない。//

2023.4.29Rewrite
2023.1.19記す

© 2024 ||||| YAMADA,Toshiyuki |||, All rights reserved.