5歳児の身長は100cmを超えるぐらいか? 目線の高さは90cmぐらいだろうか? おとながしゃがんで5歳児に向き合うとき、その目線の高さを測ったら……。
もし子どもが叱られているときは目線は下向きだろう。喜んでいるときは上向きにもなろう。しゃがむ姿勢でも、お尻を床まで落とすか、膝をしっかり折らないと子どもの視線と向き合えない。
みつめる / みられる / みつめられる
非言語(ノンバーバル)コミュニケーションに学ぶ
「微表情」について
模倣(まね)そして共感という能力
おとなは考えごとをするとき、遠くをみたり、天井や壁を見たり(みつめているわけではないが……)、話し相手がおとなであれば敢えて視線を外してうつろに目線を上向きにする。しかし、幼児はおとなのようなしぐさではなく、目線を水平方向か下向きにする。
下向き目線のとき、幼児は思考する。
「段差で育つ」
アフォーダンス affordance
幼児は段差が好きだ。危ないとおとなは気遣うが、おかまいなしに足の幅に対して狭い段差を歩こうとする。溝に水がなければ足を入れて歩く。スロープになっている擁壁を歩いて上がり、ほどよい高さで飛び降りる。
目線の高さで飛び降りる5歳児
なぜ、どんぐりを拾うのか?
フジづるにぶらさがる
階段道(かいだんみち)
0歳児や1歳児の運動会などでは、トンネルをくぐる競技がよく採用されている。這い這いする子の目線も、あるのだ。
2022.10.10記す