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Nノート
時空(宇宙)(1
生命(2
脳神経(3
主体論(4
[+](5
太陽のめぐみによってわたしたちは生きている。SDGsの読み方、その意味するところ、地球規模で生命を問う世紀が到来している。生命は多様性という考え方にも支えられている。
ひとそれぞれでいい。時空(宇宙)や生命は、あなたのなかでどの位置を占めているか。
生命のもうひとつのかたちは脳神経だ。脳神経のはたらきで生命のおそらくすべてを説明できる。その説明のなかで、わたしが最も関心をもっているのは乳幼児の発達と脳神経の関係だ。そしてさらに、たとえば哺乳類としてのヒトまで遡り、進化の過程を受け継いできている脳神経のはたらきを理解しておきたい。なぜなら、その理解から「主体」の意味を捉えることができるから。
4+……①時空(宇宙) ②生命 ③脳神経 ④主体論 の4つ。4つの範疇に入らないこともあるかもしれないと ⑤[+]を加えた。
※「宇宙」としていたものを→「時空(宇宙)」に表記を変更した。2024.11.18
「時空」の表記だけでは馴染みがないので(宇宙)を併記する
▶ 振り子的な宇宙、つまずきの主体論
クリストフ・コッホ『意識をめぐる冒険』岩波書店 2014年
p341
//「第一の創造」すなわち宇宙誕生の直後に生まれた星々は、壮観な超新星爆発を起こして粉々になった。この爆発のおかげで、重元素が宇宙空間にばらまかれ、若い恒星の周りを適切な距離を保ちながら回る、岩だらけの惑星が生じた。この惑星の地表には、化学物質の詰まった自己複製する袋状の構造が生まれた。この原始生命の誕生が「第二の創造」だ。そして、その生命に自然淘汰による競争を促す圧力が働いた。この結果が、意識を持つ生き物の登場であり、「第三の創造」にほかならない。そして神経系の複雑さが驚異的な速度で増していくにつれて、一部の生き物は自分自身について考える能力を進化させ、世界の驚くべき美しい側面と、恐ろしく残酷な側面について考えをめぐらせることができるほどになった。//
金重明『「複雑系」入門 カオス、フラクタルから生命の謎まで』講談社ブルーバックス 2023年
p149
//ラングトンの頭には常に人工生命のアイディアが息づいていた。天文学を学びたいと思ったのも、宇宙の起源や構造から、生命の進化を見ていきたいと思ったからだった。さらにそこには、人間の文化の進化も含まれていた。それらすべてが人工生命に結びついていた。目標は、コンピュータ上でシミュレートすることだった。//
リチャード・ドーキンス
『利己的な遺伝子』紀伊國屋書店 2018年(40周年記念版)
p327
//現代科学は、実際に古代の科学より優れていると言える。すなわち、宇宙に関する私たちの理解は、時代とともに変化するだけではなく、実際に改善されていくものだ。宇宙の理解に関して現在のような爆発的進歩が見られるようになったのは、たしかについ先ごろのルネサンス以後のこと。ルネサンス以前には陰気な停滞期があり、ヨーロッパの科学文化はギリシャが達成した水準に凍結されていた。//
「子ども期の再生」打開のひとつとして ── “つまずく” チャンスを
▶ つまずきの意味
+ 脳神経を学ぶ + 『エントロピーのめがね』
+『おそらにはては あるの?』 + 時間と空間(つながり)と自己
ノートⅰ:地球のまわる速さ
地球は太陽の惑星である、とはだれでも知っている。一年かけて太陽をまわりながら、自転もしている。つまり、地球はじっとしていない。どれほどの速さで動いているのだろう。
……動いている実感のない地球の速さを、あなたは、どのように説明し納得させようとしますか? 動いている向きもあるはずです。
▶ 地球のまわる速さ
ノートⅱ:ユニークアース
ノートⅲ:より小さいということ
ノートⅳ:いのちの重さ(生きている証拠)
体重くらべは動物園の人気イベントだ。鳥は、飛ぶためには体重は軽いほうがよい。食べてはすぐに排出するほうが都合よい。スズメの場合、体重は25グラムぐらいだ。スズメの卵はどれほどだろう。ニワトリは50グラム程度か。大きな声で鳴くセミ、つかむと羽ばたきは強いが、体重は何グラムだろう。蚊は嫌な奴だが刺されてから気がつく。人間の場合、「いのちの重さ」を喩えにつかわれたりする。やせとか肥満とは関係ない。
……野外観察である人(高校の科学教師)から「生きている証拠をみつけなさい」と言われた。スズメはススキによく止まる。釣り合いがとれるところでススキはしなって止まる。スズメにもススキにも、そこでいのちを発見できる。あなたは何で見つけますか。
▶ 「いのち」をその「重さ」で考える
たはむれに 母を背負ひて そのあまり 軽きに泣きて 三歩あゆまず 啄木
ノートⅴ:動的平衡(福岡伸一)
ノートⅵ:「よーいどん!」は、駆け出す合図
ノートⅶ:なぜ、だまされる?
ノートⅷ:野生の思考
ノートⅸ:意識
ノートⅹ:主体論
「主体」とは何と馴染みにくい言葉だろう。主体とは自分自身のこと? それとも、誰かさんを見計らう気遣いだろうか。その区別はともかく、国家とか会社とか学校など大勢多数を少なくともここでは指していない。ひとり一人を大切に!という意味合いだ。だから「主体論」は大切な取り決めであると言ってよいと思う。
……あなたにとって大切な人はだれか。かけがえのない人はだれか。
▶ 主体論
ノートⅺ:限りなく0に近い数で割ることの意味
ノートⅻ:正四面体をつくる
+ n数は12件を目標にし、到達したときに次の目標値を定める。
+ 11歳(小6)、12歳(中1)、13歳(中2)が理解できる程度の表記・表現にしたい。
+ ▶ 保育と教育のありかたを問う思考実験
2024.10.30記す