|||||「体験」とは?|||

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 「闇(やみ)」を体験する機会があれば、星空や虹、澄み渡る青空をより深く感じとれるだろう。
 野鳥の声、風にそよぐ林間、チョロチョロと流れる清流には心洗われる。闇の体験には無音(静けさ)の世界が伴う。洞窟の闇では、足もとを流れる水の音が聞こえることもあるけれど……。
 体験で感じとる我が感性は、人みな違う。闇や無音の世界を体験した者とそうでない者とはおのずから異なる。体験とはその一語「体験」だけではすまされない。

(参考)超知覚性心像(山鳥重)と「体験とは?」

体験活動 Stage

「知ってる?」の問いは、嘘の体験を誘発する。
「正しい」を疑う

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない
レイチェル・カーソン『The Sense of Wonder』

3つの体験 》& ハートスケール / 「感動する」ことの意味

チョムスキー理論をヒントに……

酒井邦嘉『チョムスキーと言語脳科学』集英社 2019年
p46
//子どもが次第に言葉を話すようになるのは、「耳から聞いて覚えるから」だと思われがちだ。しかし、本当にそうだろうか。実際、子どもが耳にする言葉は質的にも量的にも不十分なものでしかない。保護者が口にする言葉は言い間違いや、途中で途切れたような不完全な文がたくさん含まれている。しかも、その言葉の文法を確定させるのに十分な例文が網羅的に示されるわけでもない。
 ところが子どもは、聞いたこともないような文を正確に、しかも自由に話せるようになる。オウム返しの模倣だけでは、そんなことができるようになるとは考えられない。つまり、まわりの言葉が限られているのに(この状態のことを「刺激の貧困」と呼ぶ)、子どもたちはそこから豊穣な言語を獲得する能力を持っているのだ。//
p47
//ただし、昨今のように家庭内の会話が極端に少ない場合は、子どもの言語獲得に深刻な影響が起こっている可能性がある。//
※「言語獲得」を「体験」と読み換えては、どうか? 体験の生得性とは如何に? 生きる力が生得的に備わっている──に、結びつけられないか?

ダイナミックレンジ
子どもの食感
いつからおとな?──で、遊び☆を考える
子どもの、行動半径と世界観
なぜ、どんぐりを拾うのか?
棒切れを拾う vs. AI(エーアイ)
3歳未満で決まる汗腺の数

野外における体験活動保育
 運用指針(ひな形)
+ 野外体験活動保育計画 ── 花緑命水
+ 野外体験活動保育の実際とその評価
++ 野外活動で危険を回避するには

冒険と探検
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「原体験」という言葉

「なにもしない」ということの意味

関心があるから「こわい」
K保育園/横浜/の園庭を写真で読みとる

認知と移動

五感ナビゲーション

新:〈五感〉と〈ひらめき/直観〉と〈霊性/こころ〉
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みる」ことで「わかる」ということ
AI(人工知能)と砂時計モデル
乳児の保育環境といのち
いのち の かたち for child
「いのち」をその「重さ」で考える

2023.1.16Rewrite
2022.7.25記す

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